昨今話題のセブンイレブン

 24時間営業やアルバイトの賃金未払い問題となにかと負の事件が取りざたされるセブンイレブンですが、草津町においてもドミナント戦略により狭い町に4件の店舗がて来ております。

 その中の東に位置する店舗では移動販売車を運行して、特養などの老人ホームを周り出歩くことが困難なお年寄りのために商品を販売しています。

 利益はあまり出ないという話ですがそれでもお年寄りが心待ちにしているから続けているとのことです。

 草津町は坂が多く、冬になれば雪が降り道を歩くことが難しく、車を所有していなかったり、家族の手が借りられないと生活にも支障が出ます。融雪道や除雪も昔と比べるとだいぶ良くなりはしましたが、まだまだインフラ整備は整っていません。

 そうした中でのセブンイレブンの取り組みは悪いイメージがついている中でもよい地域サービスになっていると思います。

 

 しかし、まだ老人ホームは入れるお年寄りは良いほうなのかもしれません。生活困窮した一人暮らしの老人や介護認定が遅れているいわゆる介護難民となっている人などもいます。

 民生委員も見守り以上に何かするということはありません。できないという部分もあるかもしれませんが、もう少し手当てがあってもよいような気がします。

 人口の多くが高齢者になっていく現状で若い世代を呼び込むことも重要ですが、お年寄りが安心して暮らせるまちづくりも同じように重要になってくるでしょう。

 幸いなことに草津は温泉観光地であり、さっこんのふるさと納税での収入も他の地域と比べると多く、

 温泉を活用した健康づくりの推進など政策を打つ余地もあると思います。もっと外からの人材や企業を積極的に取り入れ、住みよいまちづくりが行われることが重要と思われます。