御手洗完成💖
草津温泉に手洗い場が完成。
ニュースで話題になっている。コロナを殺す霊験あらたかな草津の湯の手洗い場である。
結構高いところから湯を落とす構造で、両面四ヶ所から湯が出ている。子供には向かない高さになっているので大人専用なのか。
湯畑とセブンイレブンの間の場所に鎮座している。
なぜ手洗い場なのか。
この手洗い場は、群大発のベンチャー企業であるグッドアイに町長がコロナの殺菌効果の調査を依頼して、その結果、草津の湯畑の湯がコロナを不活化する効果が実証されたことと同時に進めていた草津自慢の手洗い場である。その効果は絶大でコロナを90%以上不活化するという。
これは、コロナ明けで戻ってきた観光客に安心してもらおうと長期的な視野と戦略で作り上げたものである。
18日には県庁にて記者会見を
「草津温泉の入り込み客数は1月で前年同期比7割減に落ち込む中で、源泉を使って手洗い場を設置することを考え、130万円かけて12日に完成させた。」という。
観光への期待。
コロナの影響による観光客の落ち込みは草津でも例外ではなく、ホテル・飲食店、レンタルスキーに土産物屋と大打撃を被っている。
コロナ感染により一時期スキー場も閉鎖となった。
そんなイメージを打開して、強い殺菌力のある温泉をアピールすれば誘客に繋がるだろうし、草津に来て貰える動機となる。
そう考えてのことだろう。これで観光客が戻ってくる期待はあるだろう。
湯治の研究の手がかり。
しかし、草津温泉は元から殺菌力は認知されているところなので、はっきりいって目新しさはない。
この研究は確認程度のものだろう。
草津温泉はこの程度ではない。
昔から湯治の湯として知られた温泉であり、病を治す効果は大きいのである。
そうであれば、さらに研究を進めて湯治の身体への影響や温泉の成分の解明など、この際徹底的に研究を進めて、草津温泉が病に効くメカニズムを解明していけば、さらにアピールに繋がるだろう。
ただ懸念すべきは湯治文化に興味のない町長がやる気をだすかどうかだけだが。
しかし、コロナで日本人の生活スタイルが変わろうとしている今、温泉のあり方にも変化があっていいのではないか。