反町長の中澤康治町議、折込をす。
世間では終わった感のある草津議会での性的?政敵?スキャンダルであるあの問題ですが、草津議会ではまだまだ終わることがありません。
この折込は、一人野党の中澤康治議員が出した折込であります。町長の発言の隅をつついてちくちく攻撃しています。
これだけ見ると何を言っているのかわからないと思いますので、おさらいを兼ねてみていこうと思います。
事の発端は、新井元町議が、『草津の闇』という電子書籍で黒岩町長と町長室で不適切な関係をしたと暴露したことに端を発します。
草津の闇という書籍は、草津の伝統の湯治である時間湯をめぐり、町長が湯長憎しで時間湯のあり方を問いただし湯治の様相を一変させてしまったことに対して告発した内容となっており、
そのなかで新井議員は町長との関係を赤裸々に語っておりました。
それに激怒した町長は新井町議を懲罰にかけ、擁護した中澤議員をも同様に懲罰に掛けました。
さらに町長側は新井町議に議員辞職勧告を出して、さらにあの騒動になったリコールへと発展するのでありました。そして新井氏側ついたのが、フェミニスト団体であり、フラワーデモや庁舎前での抗議活動など徹底抗戦の構えを見せました。
しかし、町民と町、行政挙げての組織的リコール選挙により新井氏のリコールは成立し、新井氏は議会を去り、しかし依然として名誉棄損や損害賠償の裁判が続いているため、中澤議員はこうして折込や議会での攻撃を続けております。
そう、この問題は世間的には終わっていても、草津ではまだ続いているのであります。
折込での中澤康治町議の主張
まずは、テレビ朝日の報道に対して、町長が捏造だと反応したことに対して、そうであれば、自分たちを訴えたようにテレビ朝日を名誉棄損で訴えたらと、煽っています。
この康治町議は、時間湯の地蔵の湯の貸切風呂にするときも、ブラックバス(黒岩とお風呂をかけて)にしたらどうかと言ったり、煽り性能はかなりのものです。
さらに新井町議が黒岩町長を刑事告訴した件で、不起訴になったことで黒岩町長が無罪だといった発言を取り上げ、嫌疑不十分で不起訴は無罪ではなく、起訴に足る証拠が不十分で、そんなことも知らないのかとここでも煽りまくりです。
また、新井議員が町長と面会した際の記録についても、それが抜け落ちてていることを指摘して煽っています。
確かに、ここまで煽られると黒岩町長がブチ切れるのも分かる気がします。
町民の反応は?
これのセクハラ騒動に関しては、町民ははっきり言ってうんざりしているようです。
コロナで疲弊している昨今においては、そんなことより経済の立て直しをどうにかしてくれという意見が多数です。
新井元町議が以前から不人気もありますし、町長室で不適切な行為がありえないと思う人がほとんどでしょう。
しかし、一時期仲が良かったことも分かっているので、町長室以外だったらの憶測もあります。
新井元町議については、草津初の女性議員になってよい思いをしたのに何でそんなことを暴露するの?といったところに嫌悪感を持つ人もいます。
ネットで語られているやったかやらなかったかの事実というより、議員の争いの中で負けたんでしょ、という冷ややかな目線で見ている感じでしょうか。
良くも悪くも、草津という町は嘘をつこうが、でっち上げようが勝ったものが正義です。
そんな中で新井元町議が敗れたという見方です。
中澤議員に関しては、ホテルヴィレッジの元社長であり、いわゆるホテル系列の議員ですが、新井議員擁護の立場にあることでホテルは相当、窮地に陥っているようです。
社長として、ホテルを窮地に陥らせたことがあるそうで町長選に立候補したことで、現黒岩町長の怒りを買い、さらに反黒岩町長の急先鋒として町議になったことで初めから対立構造は出来ていました。
良くも悪くも、黒岩町長は自分の政策にケチをつける人間(関係者も含む)は徹底的に潰す人なので中澤議員の周辺の方は相当な苦慮をしていると思います。
こうしてみるとこの新井町議のセクハラ問題、また時間湯の廃止問題は、町長とそのやり方に反対する人たちの権力争いと言ってもよいでしょうというか、それが本質です。
そして、その本質は草津では今も昔も変わりがないようです。