草津のニュース、裏事情あれこれ

 

 草津町のニュースあれこれ。

 

通年観光へ向けゴンドラ整備天狗山頂上にはレストハウス建設予定 草津温泉スキー場

 

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 群馬が誇る地元紙上毛新聞から、天狗山の観光活性化に向けて通年で利用できる山岳型リゾートの転換を図るために、ゴンドラを新しく新設し、さらに山頂には展望レストランを建設するという話。

  老朽化が激しいゴンドラを一新し、更にレストハウスも3階建てにして、通年型のリゾートを作る予定。

 確かにこれまでは白根観光もマンネリ化していたのでここにきてようやくテコ入れをし始めた感じだ。

 しかし、心配されるのは白根の火山活動、少し前までは警戒レベルが2であり、交通規制もされていた。自然のものなのでどうなるかわからないが、リスクを取ってでも集客をしたいというのが本音であろう。

 

焼肉食べて、食中毒の裏事情

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 飲食店はこの時期もっとも気を付けることはやはり、食中毒を出さないことだろう。

草津でも今年の夏はかなりの暑さであり、飲食店は特に注意をしているものと思われる。

 しかし、悲しいことに焼肉の「したつづみ」で今月3日に会食したグループの11~14歳の男11人に発熱や下痢の症状が見られ、便からカンピロバクターが検出されたとのこと。

 このカンピロバクターは、食中毒の主な原因菌であり、胃腸炎を起こして下痢や発熱の症状を起こす。免疫の低下している人、老人や子供などは症状が重くなると死に至る危険もある。鶏、豚、牛の腸管に存在しおり、特に鶏は高い確率で観戦しているとのことだ。

 さて、ここで裏話、実はこの感染したグループは仲間内でふざけあって、どうやら焼きが不十分なままでこの鶏肉を食べたらしい。

 先にも言ったように鶏肉は高い確率で観戦しているので、それを生食すれば当然胃腸炎も起こすというもの。

 これは店にとってはちょっともらい事故のようなものかもしれない。新聞報道ではそのあたりは伏せられているが、実際は店の責任というよりも食べた側の責任が大きいという話のようだ。

 

草津では語りたがらない歴史の証明

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 かつて草津町では、ハンセン病を患った方を温泉が効くと言って呼び込み、下町といったハンセン病患者が集う町(湯ノ沢地区)が形成された時代がある。その後、政府の方針により栗生楽泉園というハンセン病療養所が草津町のはずれに作られそこに病者は収監されるようになった歴史がある。

leprosy.jp

 

 その中で、反抗的だったり、規則に従わない理由で、全国で唯一の施設である懲罰的な施設である重監房に送られた。

 草津は冬になるとかなり冷え込み零下になる事が当たり前で、この重監房行きになった方は暖房もなく寒風が通る厳しい環境で過ごすことを余儀なくされた。

 そのような中での希望は夢や信仰であったことこの企画展は現代に伝えている。

 

 草津温泉が熱い件

 元来熱湯で知られている草津温泉だが、今年の夏は梅雨も少なく気温上昇が例年よりも続いているゆえか、各共同浴場の温度も軒並み高温になっている。

 45℃は当たり前、時にはそれ以上の湯温になっている。一般の観光客にとっては、厳しい温度となるが、元来これが草津温泉である。

 熱い湯に短時間入浴する事が一般的な入り方であり、長湯には向かない。

 入り方もきちんとかけ湯をして十分に温度に体を慣らしてから入る。それを知らずに入った観光客はあまりの熱さに速攻で湯舟から出ることになるだろう。

 

 草津温泉のトップである黒岩町長はかつて時間湯をなくした際に42℃を推奨していたが、共同浴場については自己責任で、温度については各地区に任せるという方針を取った。

 管理者のいる千代の湯では温度管理がなされていると聞くが、他の共同浴場では温度は上がりまくりだという。

 結局、町全体として統一はされていないし、事故が起きた場合の責任は草津町の責任が問われる話なのに、こと管理人がいるところだけ温度を守り、他は知りませんでは通用しないと思うが、いかがだろうか。

 共同浴場が管理不行き届きな状態であるにもかかわらず、伝統湯だけはきちんと温度管理をしているのはダブルスタンダードといってよいだろう。

 考えてみるに、これは本当は逆ではないのか、管理しているからこそ、指導や入り方のレクチャーがしっかりされ、熱い湯に安全には入れて、共同浴場こそ温度管理をする人がいないため、事故の面から見て安全な温度を守るというのが筋のような気がするが、今の状態を見るに町長は、自分の責任の及ぶ範囲が温度管理の規範となっているようだ。

 つまり責任が及ぶか及ばないかだけが問題で、入浴者の健康はどうでもよいと取られても致し方ないだろう。

 しかし、熱いのが苦手な人は大変だろうが、熱い湯が好きな温泉好きは、今年の草津温泉が激熱なのは間違いないだろう。