元草津町議長、和解なる。その舞台裏は?来年に向けての暗闘はもう始まっている。

 

 草津町の上級国民が揉めていた件

 

 日本一、新聞折込が大好きな町、草津町からこのほど最新の折込がなされました。

これは、以前に草津町議長を務めた、櫻井氏の固定資産税の件を発端とした訴訟騒ぎの経緯を載せた文章である。

 草津町議員の連名で発行された折り込みは、事件の経緯と和解に至る過程を議員側の目線で書いているものである。

 文章を追っていくと事のあらましはおおよそ分かるように時系列で書かれている。ぜひ一読してもらいたいが、問題は、なぜこの文章が折り込まれたのか、そしてその意図は何かというところがポイントになってくるだろう。

ご報告その1

 桜井伸一氏は、交通死亡事故を起こした、前議長の黒岩卓氏の前の前議長、つまり二代前の議長である。

 和解の内容であるが、

  • 櫻井氏が送った内容証明の内容について、また、町議会議員の活動の妨げになったことを謝ってくれということがまず1つ。
  • 双方の貸し借りは無しにしようぜがもうひとつ。
  • 最後に裁判費用はそれぞれが出してね。

 ということになっている。これで和解が成立。

 議会での発言が気にくわない、やったことが気にくわないから裁判で決着つけようようぜとなったが、時間も経ったし、そろそろやめるかという感じである。

 しかし、なんでこのようなことになり、どうして揉めたのかは以下に続く。

 

ご報告その2

 事の発端は櫻井氏の持ち家の固定資産税に関することだった。

 固定資産税の住宅特例は、一般住宅、小規模住宅の固定資産評価額を、6分の1、ないし3分の1で計算して、納税額を算定することができる。

 つまり、住宅であればこの特例を適用できるわけだが、コンビニ店舗には適用できない。これを当時の税務課長に直談判して適用をさせたとなっている。

 さらに併設されているホテルの部分を減免されていたということで、これをもとの課税に戻したところ猛抗議に至ったということだ。

 

 そして、上に敬意を伝える匿名の怪文書が、一部町民に送られたということだ。

ちなみに、匿名の文書はすべて怪文書扱いとなる。また草津は小さな町なので出所を知られたくないためこうした匿名の投書は他の地域よりあるほうだ。

 そして、議会に持ち込まれ、大騒ぎとなったというわけだ。

 

 

ご報告その3

 ここからは、議長への不信任決議からのごたごたで、ついには議員辞職勧告を町議の連中が出す。それに対抗して議長は攻撃してきた議員に対して、内容小委名を送り、訴刑事、民事で訟に発展する。

 また町議たちもそれに対抗して準備をしていた矢先に櫻井氏からの取り下げが提出、それに対抗しての取り下げに応じないの今度は櫻井氏が放棄の手続きで裁判終結

 それで裁判所が、面倒だから和解してからの和解勧告で現在に至るという話。

 

最後その4

 結局この事件は何だったのか

 

 単なる権力者の争いともとれるこの一連の事件は、和解によって決着がつくこととなったが、そもそもの原因は

 固定資産税の特例が適用されていたことへの是正が行われたことに、納得のいかない櫻井氏が抗議の行動に出たことである。

 

 見直しがあったのは良いとして、そもそもなぜ今まで減免になっていたのか? 議長という立場、町議という立場にあったから減免されていたとすれば、それはそれで問題である。

 しかし、見直しが行われた経緯についてはどうなっているのかは言及されていないからはっきりしたことはわからない。少なくとも特例が続いていたことに関しては町議という立場にあったからとみられても仕方のないことだからそのあたりは是正されるのは当然だろう。

 

 次には怪文書が何故、出たのか出した人間と受け取った人間が誰だかはっきり書かれてはいないが、おそらく議会に上がるのを見越しての怪文書だったのだろう。リークした側の意図は完全に櫻井氏の告発なので、その裏には、それに至る経緯があったのかもしれない。

 

 第三の謎は、黒岩町長が告訴の当事者に含まれており、櫻井氏の発言でその背景には町長選への出馬の妨害を画策したとある。

 出馬の妨害にこの固定資産問題の話が絡んでいるとなれば、弱みを握って潰しにかかったとも見て取れる言い回しである。

 現草津町町長は黒岩氏なので、この折込に書かれていない櫻井氏と黒岩氏の間でなにか揉め事があったのではないかと受け取れる。その部分が表に出ることを期待するところである。

 

 何故今この文書が折り込まれたのか

 

 この裁判の和解の文書がなぜ折り込まれたのだろうか。もちろん日本一折込好きな草津町なので、町民に広く知れ渡らせたいという意図は働いていると思う。

 ではなぜ、広く知れ渡らせたいかということだが、ご存知のように櫻井氏は元議長であり、町議である。そして来年には町議選が控えている。

 察しの良い諸兄ならお分かりいただけただろう。つまり選挙対策であるということだ。今草津議会では、町議の議員定数を12人から10人に縮小しようという議論がなされている。

 建前は、人口減少期にある草津町に見合った定数の是正ということだが、実情は少々趣を異にする。

 というのは、今年行われた町長選において黒岩町長が再選を果たしており、黒岩政権が持続している。となればなんとしても反対派の議員が当選するのは非常にまずいわけである。

 その急先鋒が櫻井氏を筆頭とする櫻井派の候補者、さらに補欠選挙に立候補した時間湯派の井田氏。先の補欠選挙で当選した、小林氏からの提案が議員の定数削減というところからも政治的意図が感じられる。

 さらに、アクシデントではあるが議長であった黒岩卓氏が交通事故を起こして自ら議長と議員の職を辞したことも影響していると思われる。

 つまり、この折込は単なる報告ではなく、次回の町議選に向けての戦略という意味合いが強いように感じられる。

 そうして読み解くと、櫻井元議長への風当たりの強い文章であり、櫻井氏の主張が載らない書き方は納得いくのではないか。

 

 小さな町の争いは日本の縮図である。権力を持った人は自己の都合の良い政治を行うために権力を使い、反対する者を潰していく。

 これは政治の常であり、権力がある限りなくならない。しかし、その事故に都合の良い政治家必ずしも町民の求めている政治とは限らない。ただ単に自分勝手になっている可能性もある。

 それを常に監視するのが議会であり、そもそも議会が機能するためにはある程度の多様性があってよいと考える。今の草津議会のようにほぼオール与党の体制では、実上は違うかもしれないが、一党独裁政権であると言われても仕方ないのかもしれない。

 この先の選挙がどうなるか判断がつかないが、オール与党確保VS反町長派の戦いは現在進行形である。

 

 

 

 

 

 

 

草津のニュース、裏事情あれこれ

 

 草津町のニュースあれこれ。

 

通年観光へ向けゴンドラ整備天狗山頂上にはレストハウス建設予定 草津温泉スキー場

 

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 群馬が誇る地元紙上毛新聞から、天狗山の観光活性化に向けて通年で利用できる山岳型リゾートの転換を図るために、ゴンドラを新しく新設し、さらに山頂には展望レストランを建設するという話。

  老朽化が激しいゴンドラを一新し、更にレストハウスも3階建てにして、通年型のリゾートを作る予定。

 確かにこれまでは白根観光もマンネリ化していたのでここにきてようやくテコ入れをし始めた感じだ。

 しかし、心配されるのは白根の火山活動、少し前までは警戒レベルが2であり、交通規制もされていた。自然のものなのでどうなるかわからないが、リスクを取ってでも集客をしたいというのが本音であろう。

 

焼肉食べて、食中毒の裏事情

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 飲食店はこの時期もっとも気を付けることはやはり、食中毒を出さないことだろう。

草津でも今年の夏はかなりの暑さであり、飲食店は特に注意をしているものと思われる。

 しかし、悲しいことに焼肉の「したつづみ」で今月3日に会食したグループの11~14歳の男11人に発熱や下痢の症状が見られ、便からカンピロバクターが検出されたとのこと。

 このカンピロバクターは、食中毒の主な原因菌であり、胃腸炎を起こして下痢や発熱の症状を起こす。免疫の低下している人、老人や子供などは症状が重くなると死に至る危険もある。鶏、豚、牛の腸管に存在しおり、特に鶏は高い確率で観戦しているとのことだ。

 さて、ここで裏話、実はこの感染したグループは仲間内でふざけあって、どうやら焼きが不十分なままでこの鶏肉を食べたらしい。

 先にも言ったように鶏肉は高い確率で観戦しているので、それを生食すれば当然胃腸炎も起こすというもの。

 これは店にとってはちょっともらい事故のようなものかもしれない。新聞報道ではそのあたりは伏せられているが、実際は店の責任というよりも食べた側の責任が大きいという話のようだ。

 

草津では語りたがらない歴史の証明

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 かつて草津町では、ハンセン病を患った方を温泉が効くと言って呼び込み、下町といったハンセン病患者が集う町(湯ノ沢地区)が形成された時代がある。その後、政府の方針により栗生楽泉園というハンセン病療養所が草津町のはずれに作られそこに病者は収監されるようになった歴史がある。

leprosy.jp

 

 その中で、反抗的だったり、規則に従わない理由で、全国で唯一の施設である懲罰的な施設である重監房に送られた。

 草津は冬になるとかなり冷え込み零下になる事が当たり前で、この重監房行きになった方は暖房もなく寒風が通る厳しい環境で過ごすことを余儀なくされた。

 そのような中での希望は夢や信仰であったことこの企画展は現代に伝えている。

 

 草津温泉が熱い件

 元来熱湯で知られている草津温泉だが、今年の夏は梅雨も少なく気温上昇が例年よりも続いているゆえか、各共同浴場の温度も軒並み高温になっている。

 45℃は当たり前、時にはそれ以上の湯温になっている。一般の観光客にとっては、厳しい温度となるが、元来これが草津温泉である。

 熱い湯に短時間入浴する事が一般的な入り方であり、長湯には向かない。

 入り方もきちんとかけ湯をして十分に温度に体を慣らしてから入る。それを知らずに入った観光客はあまりの熱さに速攻で湯舟から出ることになるだろう。

 

 草津温泉のトップである黒岩町長はかつて時間湯をなくした際に42℃を推奨していたが、共同浴場については自己責任で、温度については各地区に任せるという方針を取った。

 管理者のいる千代の湯では温度管理がなされていると聞くが、他の共同浴場では温度は上がりまくりだという。

 結局、町全体として統一はされていないし、事故が起きた場合の責任は草津町の責任が問われる話なのに、こと管理人がいるところだけ温度を守り、他は知りませんでは通用しないと思うが、いかがだろうか。

 共同浴場が管理不行き届きな状態であるにもかかわらず、伝統湯だけはきちんと温度管理をしているのはダブルスタンダードといってよいだろう。

 考えてみるに、これは本当は逆ではないのか、管理しているからこそ、指導や入り方のレクチャーがしっかりされ、熱い湯に安全には入れて、共同浴場こそ温度管理をする人がいないため、事故の面から見て安全な温度を守るというのが筋のような気がするが、今の状態を見るに町長は、自分の責任の及ぶ範囲が温度管理の規範となっているようだ。

 つまり責任が及ぶか及ばないかだけが問題で、入浴者の健康はどうでもよいと取られても致し方ないだろう。

 しかし、熱いのが苦手な人は大変だろうが、熱い湯が好きな温泉好きは、今年の草津温泉が激熱なのは間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草津町議長、死亡事故発生!

 長野原で死亡事故発生 

草津のおひざ下、群馬県にある長野原町で8日、軽自動車とバイク二台により痛ましい交通事故が発生した。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

www.jomo-news.co.jp

 事故が起きたのは、草津の入り口である群馬県長野原町長野原の国道145号線の坪井大橋である。

 吾妻川にかかる見晴らしの良い直線の橋の上で事故は起こった。この長野原町八ッ場ダムで有名なところで草津町へと続く国道292号につながる橋である。近年道路が整備されて交通量も多くなり、信号も少ないことからスピードに乗って進む車両が多く、ひとたび事故が起これば大惨事となる確率も高くなるところである。

 

 ニュースによると、草津町議長の黒岩卓さんの運転する軽自動車が対向車線をはみ出し、埼玉県熊谷市妻沼の板橋優さん(45)運転の大型バイクと、その後ろを走っていた同市下恩田の相川直希さん(58)運転の大型バイクに衝突し、その影響で板橋さんは胸を強打し死亡、相川さんは骨盤の骨を折る重傷を負った。なお軽乗用車を運転していた黒岩さんは軽傷ということだ。

 亡くなられた板橋優さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 現場は大きな直線の橋上で見通しが良く、特に対向車線にはみ出すような障害も見当たらない場所であるが、原因は調査中とのこと。

 

 この季節は気候も良く白根にツーリングに来るバイクも増加する。吾妻川に架かる橋や周辺の道路が整備されたことから、どの車もかなりのスピードを出している。恐らくこの事故当時もスピートはかなり出ていたと推察される。

 

 対向車線にはみ出した軽自動車を運転していた黒岩卓さん(73)は草津町の町議会議長を務める方で、あの有名な新井議員と町長の問題で、リコール選挙を先頭に立って陣頭指揮を執った方である。

 しかし、近年世間で騒がれている高齢者運転による死亡事故なので、社会的影響からおそらく議長辞任は避けられないだろう。

 

 この事故が起こった吾妻郡地域はやはり、高齢者ドライバーが多い場所である。生活のためにはどうしても車が必要であり、公共交通機関も使い勝手が不便なため高齢者になっても運転する人が多い。だからと言って高齢者から免許と取り上げれば生活には大いに支障をきたす。

 解決には行政が何らかの手を打つ必要があり、それをしなければ今後も同様の事故は無くなりはしないだろう。

 公共交通機関の充実には地方行政では限界があり、抜本的な是正にはつながらないことから、中央政府が対策を取らなければどうにもならないことだ。

 

 このような痛ましい事故を無くすため、政府が早急な対策を打つことを願うばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中澤康治草津町町議、黒岩町長に物申す!

 反町長の中澤康治町議、折込をす。

 

 世間では終わった感のある草津議会での性的?政敵?スキャンダルであるあの問題ですが、草津議会ではまだまだ終わることがありません。

 この折込は、一人野党の中澤康治議員が出した折込であります。町長の発言の隅をつついてちくちく攻撃しています。

 これだけ見ると何を言っているのかわからないと思いますので、おさらいを兼ねてみていこうと思います。

 

 

 

 

 

 事の発端は、新井元町議が、『草津の闇』という電子書籍で黒岩町長と町長室で不適切な関係をしたと暴露したことに端を発します。

 草津の闇という書籍は、草津の伝統の湯治である時間湯をめぐり、町長が湯長憎しで時間湯のあり方を問いただし湯治の様相を一変させてしまったことに対して告発した内容となっており、

 そのなかで新井議員は町長との関係を赤裸々に語っておりました。

 それに激怒した町長は新井町議を懲罰にかけ、擁護した中澤議員をも同様に懲罰に掛けました。

 さらに町長側は新井町議に議員辞職勧告を出して、さらにあの騒動になったリコールへと発展するのでありました。そして新井氏側ついたのが、フェミニスト団体であり、フラワーデモや庁舎前での抗議活動など徹底抗戦の構えを見せました。

 しかし、町民と町、行政挙げての組織的リコール選挙により新井氏のリコールは成立し、新井氏は議会を去り、しかし依然として名誉棄損や損害賠償の裁判が続いているため、中澤議員はこうして折込や議会での攻撃を続けております。

 

 そう、この問題は世間的には終わっていても、草津ではまだ続いているのであります。

 

 折込での中澤康治町議の主張

 

 まずは、テレビ朝日の報道に対して、町長が捏造だと反応したことに対して、そうであれば、自分たちを訴えたようにテレビ朝日を名誉棄損で訴えたらと、煽っています。

 この康治町議は、時間湯の地蔵の湯の貸切風呂にするときも、ブラックバス(黒岩とお風呂をかけて)にしたらどうかと言ったり、煽り性能はかなりのものです。

 

 さらに新井町議が黒岩町長を刑事告訴した件で、不起訴になったことで黒岩町長が無罪だといった発言を取り上げ、嫌疑不十分で不起訴は無罪ではなく、起訴に足る証拠が不十分で、そんなことも知らないのかとここでも煽りまくりです。

 

 また、新井議員が町長と面会した際の記録についても、それが抜け落ちてていることを指摘して煽っています。

 確かに、ここまで煽られると黒岩町長がブチ切れるのも分かる気がします。

 

 町民の反応は?

 

 これのセクハラ騒動に関しては、町民ははっきり言ってうんざりしているようです。

 コロナで疲弊している昨今においては、そんなことより経済の立て直しをどうにかしてくれという意見が多数です。

 新井元町議が以前から不人気もありますし、町長室で不適切な行為がありえないと思う人がほとんどでしょう。

 しかし、一時期仲が良かったことも分かっているので、町長室以外だったらの憶測もあります。

 新井元町議については、草津初の女性議員になってよい思いをしたのに何でそんなことを暴露するの?といったところに嫌悪感を持つ人もいます。

 ネットで語られているやったかやらなかったかの事実というより、議員の争いの中で負けたんでしょ、という冷ややかな目線で見ている感じでしょうか。

 良くも悪くも、草津という町は嘘をつこうが、でっち上げようが勝ったものが正義です。

 そんな中で新井元町議が敗れたという見方です。

 

 

 中澤議員に関しては、ホテルヴィレッジの元社長であり、いわゆるホテル系列の議員ですが、新井議員擁護の立場にあることでホテルは相当、窮地に陥っているようです。

 社長として、ホテルを窮地に陥らせたことがあるそうで町長選に立候補したことで、現黒岩町長の怒りを買い、さらに反黒岩町長の急先鋒として町議になったことで初めから対立構造は出来ていました。

 

 良くも悪くも、黒岩町長は自分の政策にケチをつける人間(関係者も含む)は徹底的に潰す人なので中澤議員の周辺の方は相当な苦慮をしていると思います。

 

 こうしてみるとこの新井町議のセクハラ問題、また時間湯の廃止問題は、町長とそのやり方に反対する人たちの権力争いと言ってもよいでしょうというか、それが本質です。

 そして、その本質は草津では今も昔も変わりがないようです。

 

 

人口減少にどう手を打つか。草津ブランドの戦略

草津町の人口減少予測!

 以前当ブログで解説した草津町人口動態と今後の戦略をまとめた【 草津町まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」「総合戦略」】だが、この度第二期の発表があった。

 草津町から発行された資料は草津町の今後の人口変化の行方、町内の仕事の雇用と創設の考察、そして今後の人口減少、少子化に対しての町としてどういった戦略を立てているのかが明記されている。

 資料を読み解くことで草津町で今後起こる状況、どのような調整が行われていくかを知ることができる。つまりこの資料は今後の草津町における指針であり、未来であると言ってもよいだろう。

 

 また、このような問題は草津町に限ったことではなく全国の地方自死体の抱える深刻な悩みでもある。

 日本は政府の経済政策の失敗により、30年も続くデフレーション状態にあって、経済は減衰、GDPは世界水準から後れを取り、国民の所得は一向に上がらず。人口減少に歯止めがかからない状態である。

 そんななか出された草津町の人口動態調査、予測、そして今後の対応を見ていきたいと思う。

これから確実に進む未来。

 第二期【 草津町まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」「総合戦略」】によると、草津町の総人口は1970年の調査では、8591人であったのに対し、2020年では5940人、2040年の予測では3841人と調査開始から半分以下の総人口になると予測されている。

 この人口減少の要因は、人の生死による自然増減と転出転入による社会増減とあるが、草津町においてはどちらも今後は減少が上回ると予測されている。

 

 しかし、社会増減である転出、転入の数はわずかながら2019年には逆転しており増加しているとも言えなくもない。これは求人倍率が周辺地域より高い草津なので就労者を引き付ける地合いがあるともいえるが、

そもそも全体の人口が減っているのでこれが人口増加につながらないのは、未来の人口予測の結果を見れば明らかだろう。

 また草津町では有名な草津温泉を抱えることから、宿泊業や飲食業の比率が他地域より高い傾向があり、観光産業への依存度がグラフからもうかがえる。

 他の業種についても基本的には草津温泉に関わる業種と結びつく、卸業であったり、他のサービス業であったりと関連がない職種は少ない。

 自営業が多いことからも高齢者の就労も高く65歳以上でも働き手となっていることも特徴があるだろう。

 

 詳しく知りたい方はこちらをご覧になるといい↓

https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1489904354114/files/dai2ki.pdf

人口減少がもたらす影響

 この資料の中では4つの影響が考えられると述べられている。

  1. 生産年齢人口の減少・老年人口の増加に伴う働き世代の負担への影響

    現在の働き手の世代が50代~60代に偏っているため現役を終えた場合、将来の就労者への負担が大きくなることが予想される。

      就労人口を増やすか長く現役を続けてもらうしか解決はないが、人口減少に伴い就労先も今後減っていく可能性があるため、生産年齢人口をいかに確保していくには、ハード、ソフト両面からの施策が必要となるだろう。

  2. 人口減少に伴う労働力への影響 

    観光業が産業の約50%弱を占める草津町では宿泊業、飲食業で働く人の数を確保していくかは重要である。しかし、長時間労働や不安定な収入などの労働環境もあって現状でも人が集まらない状況は続いている。また集まっても離職率が高いため安定した雇用の確保も難しい現状がある。

     また高齢化は地元の宿泊、飲食業の廃業にも拍車をかけるため、町外資本をいかに受け入れるかにもかかってくるが、そのネックになるのが宿泊業においては温泉条例であり、また町外者をよそ者と扱う風潮が未だ残る草津の体質もあるだろう。

     

  3. 生活関連サービス業への影響

     国土交通省「地域消滅時代」を見据えた今後の国土交通戦略のあり方につい
    て」によると、例えば、人口が 7,000 人規模から 4,000 人規模へ縮小すると、遊技場や学習塾、一般病院や銀行などが存在する確率は 50%を下回ります。こうした状況は住民生活の快適性や利便性を損ね、町外への転出を招く可能性があります。

    (本文より抜粋) 

    町内の施設においても、融雪道路の敷設中止、コンビニエンスストアの撤退、町内共同浴場の閉鎖、居住者を対象とした各種サービス業の廃業があることが諸相される。

  4. コミュニティレベルの自治による社会・環境維持機能への影響

     草津町では16の行政区に分かれており、そこに区長を中心に自治組織が形成されているが、人口減少に伴いこの区の再編が行われる可能性は高い。そして地元民の数がへり町外からの就労者が増えることでこの自治の機能も変化すると思われる。

     地域の福祉、防災などを地元民だけで回すことが出来ずに町外者に頼らざるを得ない環境となるだろう。これは草津の政治にも言えることで従来の旅館業、有力会社の社長が牛耳ってきた草津町の政治にも、この人口減少と人口動態は多大な影響をもたらすことが予想される。

     これは良い面、悪い面両方が変化となって訪れるという意味になる。良い面はこれまで地縁血縁でやっけきたことの風通しがよくなること政治的にも町外者を有権者とみなし政策が柔軟になることなど。悪い面は地元民と町外者の摩擦が大きくなる。より保守的な人間が出てくることなどだろうか。いずれにせよ変わらざるを得ないことは確かだろう。

 

 減少への取り組み方5つを示す

 ある意味、この資料に書かれている指針は今後の草津町の存続に多大な影響をもたらすものだろう。

  1. 若者の定住促進
  2. 主要産業である観光業の魅力向上による転入促進
  3. 暮らしの環境と利便性の向上による定住促進
  4. 子育て環境の充実による出生率の向上 
  5. 教育環境の充実による定住促進

 ここで敢えてくどくど説明はしませんが、要約すると、

 

 若者に来てもらうため、観光業を充実させて雇用環境を改善して、子供世帯には手厚い支援をして、教育レベルを上げます。と言っている。

 求めているのは働く若い世代であり、そのための施策を進めるということだ。

 

 目標は5200人維持!

将来への戦略・ビジョン

 このことを踏まえて、草津町ではどのような具体策を進めるのかを見ていきたい。

 

 第一に産業基盤の強化として、

 

  草津ブランドという名で、観光業の産業基盤を強化していく。

 この強化は、

 ① 街並み整備 

 ② イベントの強化

 ③ ウェブ戦略

 ④ 商品開発

 ⑤ 入込客の調査による既存事業、新規事業の立案

 となっています。特に目新しいことはなく今までの通りということだ。

 就労環境の整備も述べられており、旅館施設との連携を図り就労環境を整備していく。人災の育成や核を強化するため、観光協会と連携して人材確保の戦略を練っていくという。

 

 第二には子育て支援

  切れ目のない子育て環境を作るため、包括支援センターを組織して、

子育て等相談事業として

・産後ケア事業・乳児検診、乳幼児相談・未就学児健診・定期、任意予防接種事業・育児支援教室(各種)(抜粋)を行う。

 また、こども園の設置、放課後支援として、学童、放課後こども教室を設置する。

 

 教育環境の充実として、

・学校施設等の安全対策・学校給食費の完全無料化・学童保育の充実・幼児教育の推進
・高校生就学費補助 等(抜粋)

 を上げ、教育員会を中心に子育て相談、検診事業を推進している。

 

 第三には魅力的な生活環境の創出が出てくる。

 ここでは、ボランティア事業の推進と地域コミュニティ活動の強化。

 加えて、日業生活の利便性については町内巡回バスの運行、空き家の活用促進、公共交通機関の利便性向上が挙げられている。

 しかし、これはすでに行っている事業ばかりで目新しさは全くない。

 

 第四には、広域連携による産業振興と生活環境の充実が挙げられている。

 以下に本文から引用するが、

 周辺地域と協議体を設置するなど、連携して吾妻地域全体を一つの観光地としてPRしていきます。

 Mt.6 マウンテンリゾート野沢温泉、白馬八方尾根、蔵王温泉妙高赤倉温泉草津温泉のスキー場で協力し、国内外に誘客PRを行います。
 ユネスコエコパークフェア長野県山ノ内町、高山村、群馬県中之条町嬬恋村草津町ユネスコエコパークの理念やその魅力を紹介しつつ、誘客 PR を行いま
す。

 観光人材の広域交流県内他地域の観光地と連携し、観光関連産業に従事する人々の交流を促進することで、観光人材の育成を行います。

 となっている。

 

 この草津町、まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」「総合戦略」の感想

 はっきり言って手詰まり感は拭えないという印象。

 第一期と大して変わらない戦略ではあるので目新しさはない。継続して事業を展開していくことになるだろうが、人口は減り続けているので、述べられているようにいかにして人口減少を緩やかにしていけるかに主眼が注がれている。

 これは日本全体が少子高齢化に向かっている段階で一地方だけでどうにかできることではないので、致し方ないだろう。政府の方針が変わらない限り人口減少は止められないだろう。

 気になるのは、観光産業に全部りする危うさと定住に対する住民に対するサービスが乏しいことは気になる。

 草津町は観光を中心に据え、発展してきた町だが、その前は湯治宿を中心とした湯治場であった。

 産業の構造変換があったのは戦後の観光ブームのころからであり、そこから現在の観光業の発展につながるのだが、観光業のデメリットは、景気に左右されやすく、今回のようなウィルスの蔓延などによる影響をもろにかぶるところである。

 そのため、観光業に携わる人材は正社員になる数は少なく、派遣やパート・アルバイトがほとんどで収入の安定はなく、離職率も高い。

 働く世代の流入が多くても、町を出ていく人数も多い。そうした面をいかに改善して安定雇用につなげるか、そして安定して収入を得られる環境を作り出せるかが町の人口を維持していくうえでカギとなるだろう。

 

 また、産業構造の改革も必要となるだろう、観光産業に特化した業態はある意味、モノカルチャー農業と構造は一緒だろう。

 未だ尽きない温泉という恵みがあるがそれを観光業という特化したものだけに利用していることは、今日の状況を見れば危うさを内包していることは明白である。

 温泉資源を生かすにも、工夫は必要である。大学や企業の研究機関の誘致、湯治場としての原点回帰など考え方の転換を図っていかなければ、この先の人口減少はまったく止まらないだろう。

 

 入り込み客が増えても、一人一人の客単価が下がっている現状、入込客数を自慢してもバブルのころのような景気感には遠く及ばない、高齢化により、産業を引き継ぐ物自体が減少し、それでいて外部資本を受け入れない体質があるのだから先細りは目に見えている。町長自体が実はもう旅館業の減少をある程度許容しており、見切りをつけているという噂もある。

 草津温泉が、本当に「草津ブランド」などというものを作りたければ、町の構造改革町民の意識改革から取り組まねばならないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開発再開、草津温泉、ポストコロナを目指して

 

 ポストコロナの観光業復活に向けて

草津温泉もコロナウィルスの蔓延防止の影響でここ数年は観光客の激減に見舞われた。産業が観光業に振り切っている草津町においては、他の観光地と同じく、相当なダメージを被った。

もちろん今でも回復はしていないが、移動制限がなくなり観光客は押し寄せるようになった。ゴールデンウィーク中も以前のような混雑があったと聞く。

そして、今後の観光客の増加を見込んで草津町内も町、民間と開発が進んでいる。今回はそんな草津町内で行われている工事現場をご紹介して行こう。

 

 

 草津温泉でも開発は続く

こちらは草津の入り口の292号から草津町へ下っていく三叉路の左側。

ここは町が土地を買い取り、駐車場を整備するとのことです。草津は週末になると観光客の車で湯畑周辺は大変混雑し渋滞の原因となっている。それを解消するためにこの三叉路を立体交差にして車は、この駐車場にとめてもらい湯畑までは歩いてもらおうという計画らしい。

以前に当ブログで紹介した温泉門の立体交差の場所である。

 

 

www.google.co.jp

こちらはこの駐車場予定地に隣接するカフェです。まだ開店はしていないのかな。

森田コーヒーとある。団地の1階にあり、恐らくこの駐車場客を当て込んで作ったのだろうと思われる。

 

湯畑の上の方にある階段を登ると光泉寺というお寺さんがある。そこの境内に建設予定の塔?どんな塔になるのかは不明だが、高さは15メーターぐらいか。

ここも最近になって工事が始まったようだ。

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この光泉寺草津での由緒あるお寺で日本三大温泉薬師の一つに数えられている。

詳しくはHPがあるのでこちらをどうぞ。

光泉寺のご案内

 

こちらは湯畑から西の河原へ続く小道の途中にある空き地。ここも何かの店舗できるとか、旅館ができるとかという話がある。

ここは、前回のブログにも書いたおさ湯があるとおりで、おそらく何かの店舗が建つのだろう。

結構空き地になると広い。上の土嚢を積んでいるところが崩れて、建物を取り壊したそうだが、まずはあそこの整備をしてからだろう。

 

 これからの観光はどうなる?

 

 まだコロナの蔓延は終わっておらず、インバウンドも制限されている状態で以前のような経済回復は困難だと思う。

 しかし、外国人、特に中国人が大挙してやってきていた草津はなんか騒然としていて景気は良かったのだろうけど観光としての雰囲気は損なわれていたように感じる。

 日本人観光客には、若年層をターゲットにした町づくりを進めてきたのが功を奏したのか多くの若者が来て賑わっているが、一人一人の単価というと総じて少なくなっており、以前のバブルのころのような客単価にはなっておらず、入り込み客が増えても景気は以前のようにはなっていないし、これからも景気がよくなるのは見込み薄である。

 

 草津で行われている各祭りもここ数年中止が続いており、これもお客の入りに影響しているだろう。

 観光一辺倒に上振れしている政策がいいのか悪いのか。こうした非常事態の時に試されている気がする。

 草津は、温泉とういう資源があり、逆に言えばそれしかない土地である。目立つ産業はなく、どこも温泉に基づいた営業をする会社とそれを支える会社で成り立っている。

 だからこそ、温泉の利用の仕方が、観光だけに頼ってよいのかという点においては、今後議論されるべきであろう。

 草津地熱発電は絶対に反対なので今後も手を付けないだろう。古くからの電動である湯治も儲からない、という理由で辞めてしまった。

 しかし、日本有数の天然資源を観光に振り切って、何かあったらどうしましょうでは今後にも不安を残すことになるだろう。今一度、温泉の利用の仕方を議論してもよいのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

あらたな草津のイベントおさ湯。しかし、伝統は崩壊していく。

 

 おさ湯という新たな湯もみショー

 

 コロナウィルス蔓延による観光客の減少に歯止めをかけようと、草津温泉ではまた新たなイベント施設ができるようだ。

 そちらがこれだ。

 

 

 さるが行う湯もみのイベントである。さるに湯もみをさせて観光客を集めるという試みであるが、こちらはその昔、草津熱帯圏で行われていたサルのショーを新たに湯もみとして加えたものといえよう。

 ここではカピバラもいるようで動物に触れあえるということが売りになるらしい。入場料は1Fと2Fに分かれているようで、共通は1000円となる。

 草津と言えば、湯もみというように観光客でも草津の名物として知られている。プロデュースとして日光猿軍団の関係者がかかわっているようだが、果たしてうまくいくのか気になるところだ。

 

 ただ、このチラシで気になるところは、伝統的入浴法”湯もみ”と書いてあるところ。これは明らかな間違いで、伝統的入浴法は “時間湯” であり、湯もみはそこで行われていた技法。湯もみは湯治をするための手段にすぎないのだが、それを伝統的入浴法と言っていることは時間湯を知らない人が書いたかあるいは、

 黒岩町長の伝統湯への刷新でどう表現していいのかわからない末にこうなったのだろう。

 

 

ホテル櫻井の湯もみショー

 草津の中でも、湯もみもどきは各地で行われている。このホテル櫻井で行われているのも、湯もみのショーであり、実際には湯お揉んで下げる技術でもなければ、正しい揉み方でもない。ただ見せるだけに特化した、いわば演出だけの湯もみである。

 それでも初めて見る観光客にとっては楽しめることだろう。

 

 

 

 

 熱の湯の湯もみショー

 

 この熱の湯の湯もみについても、熱の湯が時間湯としての営業がなくなってから、湯もみのショーとしての伝統はある。しかし、これも湯もみの技法ということについてみれば、見せかけの湯もみである。

 実際の湯を下げるだとか、湯を整える昔のもみ方ではない。

 あくまで歌と踊りが中心であり、湯もみに関してはこんな感じで揉んでいましたということである。そうした意味で草津では湯もみをどのようにとらえているかよくわかる場所である。

 

 

 

 本物の湯もみ

 こちらは実際に湯もみをしていた現場での揉み方である。ショーとの違いは一目瞭然であろう。こうした揉み方は伝統として伝わってはいたが現在は、町として保存には動いていない。おそらく伝統も途絶えるだろう。

 

 湯もみをショー化するの事の弊害

 

 この草津名物の湯もみとは、伝統的湯治法の時間湯から発生したものだ。明治の末期に桂燕玉という講談師が、草津で湯治を行っていた際に、大きな板を使い。集団で一斉に湯をかき回すことで温泉の質を下げず、湯に入れる温度にした。その際に音頭を取っって歌い湯を揉んだのが起こりとされている。

 しかし、ご存知のように草津の湯はかなりの高温のため、湯を揉むにしても相当気合を入れて揉む必要があった。

 その湯もみは今やっているような湯もみでは到底できないやり方であり、湯を下げるにとどまらず、どうやったら心地よい入湯をできるかを書く時間湯で競い合った末に湯もみの技法も数多く生み出された。

 しかし、現在では時間湯はなくなり、温度が下がったという理由で湯もみをおざなりにして、その技法はいまや受け継ぐ人が途絶えようとしている。

 歴史的にみて貴重な文化を単なるショーとしてしか受け継がないということは、歴史的損失につながるだろう。実際の湯もみは湯長の秘伝として代々受け継がれるものであり、その湯長を辞めさせてしまっては湯もみの保存は途絶えたと言ってよいだろう。

 ぜひ町を挙げて文化の保存に努めてもらいたいものだ。

 

 

 草津における湯もみの存在。

 

 草津の町は、ともすれば経済を優先して文化や歴史を顧みない傾向がある。歴史として受け継がれたものの価値を理解せず、ただ単に経済的な観点、観光につながるかどうかの視点でしか議論しない傾向がある。

 商売がうまくいく文化なら湯もみをショーとして取り入れ、受け継がれてきた伝統には重きを置かない。草津にはそうした傾向がある。

 それは商売人の町であり、時間湯が湯治客を中心にしたよそ者から構成されてきたという構造的な要因もある。しかし、湯治をしに草津に来て町に定住し、町の発展に貢献してきたものもまた湯治客であったという事実は忘れてはならない。

 事あるごとに草津の外の人という地元民がいるが、そうした分け隔てが現在の湯もみのショー化の傾倒と文化歴史の軽視につながっているのかもしれない。

 この先町が発展し、存在価値を持つために、先人の培った大切な文化である湯もみを保存することは、未来の自分たちの発展に大いに貢献する事につながるのではないだろうか。