やっぱり群馬でも増えてきたコロナ、オリンピック延期で草津の聖火ランナーも中止。

 世界的なコロナウィルスのパンデミックの中、群馬県においても感染者が増加しています。

 

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 まだ、草津町は感染報告がありませんが、多くの観光客が訪れる場所ですので予断は許しません。しかし、そもそも吾妻地域では、ウイルスの検査ができるのは中之条にある原町の日赤病院だけであり、町内に感染者がいたとしてもわからないし、調べようがないというのが実情です。これは何処の地方でもいえることだと思います。だかた日本は他国より感染者が少ないという話ですが、そもそも検査が受けられないし実施しないので正確な数はわからないのではないでしょうか。

 

 また、25日付で、東京オリンピックが21年の夏に完全開催を前提に延期となりました。完全開催とは観客を入れての普段通りのオリンピックを開催するということです。IOCのトーマスバッハと日本の安倍首相が電話会談で確認したということですが、そもそも東京という地方開催のオリンピックに首相のトップダウンでの発表というのは政治的な意図を感じずにはいられません。スタンドプレーで経済対策の遅れから目をそらせたいという思惑が見えなくもないです。

 さて、そんなわけで、4月1日に予定されていた聖火ランナー草津入りも中止となりました。

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 ウイルスが収まれば、実施はするでしょうが、このままだと経済的打撃が大きすぎて、1年が過ぎてもオリンピックムードが高まるのかは心配されるところです。

 

 そして、4月を控えて観光の客が減少しているのも事実です。インバウンドの中国からの観光客はもちろん、日本人も旅行客は減っています。ただ草津はまだいいほうだと思います。お客が歩く姿が見られるし、若い学生は訪れています。

 しかし、周辺地域の伊香保やみなかみなどは厳しいという話を聞きます。

 

 観光への影響が懸念される中、草津町も23日付で対策を出しています。

 

 

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 事業者への支援もさることながら、そこで働く従業員の生活も心配になってきます。恐らくこれから大不況がやってくる可能性が高いのでなんとか生き残る術を見つけなければなりません。

 政府の経済対策に期待はしたいですが、今のところ期待外れの方向に進んでいます。状況を見守っていきましょう。