刺傷事件はニュース記事になるのか。

草津町で事件発生

 新聞、ラジオ、テレビなどのメディアでは報道されていないが、

 7月22日水曜日 草津町内で刺傷事件が発生した。現場は草津ホテルから泉水通りに向かう付近。時間は深夜の2時30分ごろと思われる。

 

 そのころ、大声で口論をする声が聞こえたとの情報もあるが、何らかのトラブルが起こった模様だ。

 

 被害者は、ホテルおおるりの従業員か客という話であるが、確証は得られていない。被害者が刺されて道路に倒れているところを通行人が発見し、警察に通報。その後救急車が被害者を搬送された。生死はいまだ不明。

 

 警察は午前中まで規制線を敷き、草津ホテルから泉水通りが通行ができない状態となった。

 

 4連休の前日ということもあり、草津町を訪れる観光客への影響を考慮し、上毛新聞他どのメディアでもニュースとして取り上げることはなかった。(その後も報道をされる様子はない)

 

ニュースとして報道されるか否か。

 

  こうしたニュースが報道されないは、多々あることで特に企業活動に影響を及ぼすような、傷害事件、死体遺棄、交通事故などは考慮される傾向にある。

 

 草津町の場合、新聞にも管轄の警察にも影響力があり、報道の規制も容易に行われたと思われる。

 このことが良いとか悪いとかの論点で言っているのではなく、報道されているニュースは実は、多くのフィルターを通して我々国民の元に伝わっている。

 ということを理解する必要があるということを言いたい。特にネットメディアが発達している今、多くのフェイクニュースに引っかからないために、どこがどのようなニュースを配信したかを考える必要があり、そのニュースの裏も考えて受け止めなければならない時代にあるということだ。

 

 ニュースを配信する側も企業活動である。報道の自由はあくまで企業倫理に沿った形でしか行われない。その倫理には経営という概念も含まれているため、そこには忖度も交じっていることを我々は理解しなければいけない。

 

 そうした観点でニュースを見ていくことがこの世の中がどのような流れになっているのかを多角的視点から考えられる力を身に着けることができるであろう。

 

 間違った報道や事実誤認をもたらすようなニュースを正しく理解することは自分の身を守る事にもつながる。大手メディアでも嘘のニュースを流す時代。

 きちんと正確な情報把握が求められている。