白根神社もなくなり、草津はまだまだコロナにおびえる。

 

 本来であれば、7月17日は草津町白根神社祭りが始まる日である。

 

 温泉感謝祭が外からの客向けとなる祭りなら白根神社のお祭りは町民のお祭りである。草津町の各地区がそれぞれ神輿を出して町内を回り、最後は湯畑に集まり一斉に神輿を上げる。

 

 


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動画では今一つ迫力が伝わらないが、とても活気の出る地元のお祭りである。

 

しかし、今年はどの地域でもそうであるが、武漢ウイルスの影響で祭りは中止となった。

この白根神社祭礼に限らず、ウイルスの蔓延が収まっていない現状では、今年の草津のイベントはほぼ全滅だろう。

ご覧の通り密は避けられない状況で開催というアホはいない。GoToトラベルキャンペーンを実施するポンコツ安倍政権ぐらいのものだろう。

 

そんななんか、草津でもウイルスの抗体検査を実施することとなった。

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 草津は観光を主体とした街づくりをしてきたために不特定多数を招き入れる体制が出来上がっており、ウイルスが侵入してくる危険は大いにある。しかし、経済を考えると自粛もできない。そういったジレンマに陥っている。

 温泉の利用を観光一辺倒でしてきたツケが回ってきているともいえるがこれは草津に限ったことではないだろう。

 しかし、働き方もこの武漢ウイルスでテレワークが進み、人との接触が基本的に気を遣うあるいは避ける世の中になれば、観光のあり方も変わってくるだろう。

 おそらく、生き残れない旅館、ホテル、飲食店は潰れ、経済のパイは縮小することは明らかで、これからは生き残りをかけた戦いが始まるであろう。