草津町の新井議員のリコール選挙始まる。

 ついに選挙開始。

 
議員解職請求いわゆるリコール問題で選挙が始まります。
投票日は12月6日(日)。
有効投票の過半数が賛成になれば、リコールが成立します。
 

この名簿の数ですと賛成が過半数を上回ることが予想されますが、普通の選挙ではないので投票率は低いと予想されます。

www.town.kusatsu.gunma.jp

 掲示が始まりました。

f:id:Destinywild:20201113111311p:plain

半反対派の意見。

解職に反対する議員は本人と中澤康次氏がいます。

中澤氏の折り込み

f:id:Destinywild:20201115163205j:plain

f:id:Destinywild:20201115163237j:plain

f:id:Destinywild:20201115163308j:plain

f:id:Destinywild:20201115163331j:plain

 

www.change.org

 リコール署名の閲覧の様子

www.facebook.com

 おおよその主張を要約すると。

 セクハラは事実であり、それを理由に解職されるのはおかしい。

 多くの性的被害にあっている人の立場を考えて戦っていく。

県の仮処分がくだり、復職がなされてるのに議員解職請求は納得がいかない。

このようなところです。

 

解職賛成派の意見。

www.youtube.com

12:35 町長の審決の説明

19:35 町長室の机の配置

33:55 宮崎謹一の新井議員への質問

 

0:01 金丸議員の新井議員への質問

2:25 安井議員の新井議員への質問

5:04 宮崎議員の新井議員への質問

20:00 中澤議員の質問

24:07 町長の答弁

1:02:00 後藤議員の発言

1:02:28 中澤議員の発言

1:06:30 町長の答弁

1:11:45 町長の中澤議員への反論

1:15:20 宮崎きみお議員の町長の質問

1:20:00 新井議員の発言

 

 

www.youtube.com

 

解職賛成の意見としては、

町長を辞職させようと裁判をしている議員と一緒には議会運営をしていけない。

不適切な発言により、議員としては許されない。

新井議員は質問に何も答えず説明責任を果たしていない。町民は怒っている。

  

新井議員への質問

何故、刑事裁判で訴えないのか。5年前の事件でどうしてとのとき訴えなかったのか。

新井議員は過去にパワハラ行為を行っていた。よって議員不適格である。

公人である議員が、訴える手段として時間湯改革を反対する電子書籍にセクハラ問題を公にしたのか。

などが上げられる。

 

 この事件にあるもの。

 これは、一種の政治闘争のようだ。町長に対して不満があり、そのために政治的に追い落とそうとしたと見て取れる。

 それが、町長と新井議員の遺恨なのか、時間湯の問題なのか。または知られていない何かなのかは分からない。

 しかし、ニュースになるほどの事件に発展し、ついには選挙までになったことは事実である。

また、このような事態になったことは、経緯はどうであれやはり政治の責任は否めないだろう。

裁判は裁判で争うとしても、コロナの状況でいい迷惑をしているのは町民であり、その意味で言えば、大小の差こそあれ双方に非があるだろう。

 

 所感

 色々と調べて、思うところをまとめてみる。

 まず、一番の心配は、コロナによって疲弊している経済を立て直そうとしているなか町民の分断がなされている。双方による非難合戦により多くの町民もまた傷つけられている。この問題を話すことは言論統制でもしたかのように新井議員が悪いという話しだけだ。何が真実かも知るすべはない。確かに議会での町長の立証は納得できる部分もあるがそれですべて疑惑が晴れた印象もなく、冷静に対処する議員もいる一方感情論が過ぎている議員もいる印象を受ける。

 地盤が強固な地元の町長に肩入れする人が多いのは当たり前で新井議員に非があるように見えれば、署名の数が多いのもうなずける。

 だが、一方で関係のない町民が巻き込まれて風評被害を受けるのはどうなのだろうか。例えば、時間湯を退職になった湯長は今回の件で一番のとばっちりを受けているように思う。時間湯が新井議員と共謀したということならば、湯長を辞めさせたことは政治的な意図ということになり、医学的根拠や薬事法ということの前提は副次的な後付ということになる。そもそもずっと長い間つづいてきたものを気づいたからやめるというのはあまりに唐突すぎて不自然な印象は受ける。双方が納得して話あっていないのだろうか。

 また新井議員を応援してきた町民もまた複雑な気持ちだろう裏切られたという感情、信じたいという気持ちが錯綜しているに違いない。またこれは町長の支持者にも言えることだろう絶対にやっていないと信じる一方、もやもやは拭えないのではないか。

 

いずれにしてもこの件で、粛清や排除が続かなければ良いと思う。草津温泉が発展していくにはトランプ政権が進めたような国民の分断ではなく、議論と融和であってほしいと願う。